雨漏りを修理したのにまた雨漏り!?原因やもう再発させないための方法について解説!
雨漏りを修理しても、再発してしまうことが時々起こります。雨漏りを放置することはとても危険ですので、再発した場合はすぐに直さなければいけません。しかし、何度も修理をすると費用もかさみますから一度の修理で完璧に直したいですよね。
そこで今回の記事では、雨漏りが再発してしまう原因や、適切な業者の選び方について詳しく紹介します。雨漏りの再発に悩んでいる方、雨漏りを再発させたくない方、ぜひご覧ください。
雨漏りが再発する原因とは
施工不良
雨漏りの原因は複雑です。雨漏りを完全に修理するには豊富な経験や知識が求められます。そのため、防水処理が甘かったり適切な施工が行われていなかったりした場合、再発しやすくなってしまうのです。また、本来の雨漏り箇所ではないところを修理した場合も雨漏りが再発してしまいます。一時的に雨漏りが止まったように見えても、再発する可能性が高いです。他にも、施工不良は新たな雨漏りを誘発してしまう可能性もあります。きちんと点検を行って雨漏り箇所を特定することが重要です。
自分で修理した場合
費用を抑えたかったり、自分で直せる範囲であったりした場合、ご自身でDIY することもあるかもしれません。しかし、DIYも雨漏りの再発の原因のひとつです。DIYで修理した場合、適切な原因が特定できていない可能性が高いので再発しやすくなります。応急処置を行うのはよいですが、自分で直したまま業者に頼まず放置してしまわないようにしましょう。DIYでも雨漏りが直るかもしれませんが、それは一時的なものにすぎません。雨漏り修理の専門業者に頼むべきです。
建物自体の劣化
雨漏りの原因は様々ですが、建物の劣化が進んでいることが原因で雨漏りが起きることもあります。そのような場合、その建物全体の経年劣化が進んでいる可能性があります。そのため、一か所の雨漏りを修理しても他のところから雨漏りしてくることがあるのです。屋根材が劣化していたり、防止シートが劣化していたりする可能性があるので、その場合は広範囲の雨漏り修理が必要になります。
雨漏りが再発しても修理を諦めるのはNG
雨漏りの再発はできる限り防ぎたいものですが、時々起こってしまうものです。しかし、雨漏りの再発によって受ける金銭的ダメージは大きいですよね。修理を再度行うことになりますから、雨漏り修理にかかる費用は増えてしまいます。しかし、雨漏りをそのまま放置してしまうことは危険です。家の寿命を縮めてしまいますし、建物の木材の腐食や金属のサビにつながってしまいます。また、修理されないまま湿った状態が放置されると、シロアリやカビが発生する可能性もあります。そのため、雨漏りが再発しても修理を諦めてはいけません。
再発を防ぐにはしっかりとした雨漏り調査が重要
雨漏りの修理後にまた雨漏りしてしまうのは、雨漏りの原因の調査不足というケースもあります。ここでは雨漏りの再発を防ぐための雨漏り調査の手法を紹介します。
目視調査
よく行われる調査方法のひとつに目視調査があります。目で実際に建物を確認して雨漏りしていないかどうか調査する方法です。しかし、雨が降っている状況でないと確認しにくくなります。そのため同時に散水調査を行うこともあります。
散水調査
水を建物全体にかけて雨漏りが起きている状況を再現する調査方法です。屋根や外壁に実際に水をかけて調査を行います。水圧を利用して調査するので、水道の水圧が低い場合はできないこともあります。また、散水調査ではかなりの水をかける必要があるので、状況によっては時間がかかることもあります。
赤外線サーモグラフィ調査
屋根裏や壁の内部は目視で確認することができません。そのような箇所では赤外線サーモグラフィ調査を行います。サーモグラフィ調査では壁の中の温度を見ることができるので、雨水の侵入経路を把握することができます。この調査も雨漏りが乾いてしまっていると、確認できないので散水調査と一緒に行うことが多いです。
発光液調査
雨漏りしている場合、必ず雨水の侵入口があります。それを見分けるために発光液調査を行います。蛍光液の色を変え、それを特殊な機械で光らせることで雨漏り箇所が分かります。マンションなどで使われることの多い調査方法です。
再発、再再発を防ぐには経験豊富で信頼できる業者に依頼することが重要
できる限り一度の修理で済ませたいものですが、時々再発してしまうこともあります。それを防ぐには、調査能力や修理の技術に長けた業者を選ぶことが重要です。雨漏りが繰り返し再発している場合は、業者の見直しも必要かもしれません。以下の3つのポイントを参考に、業者選びを行いましょう。
雨漏りの専門業者である
雨漏りの修理は塗装屋、工務店、総合リフォーム業者などたくさんのところが行っていますが、基本的には専門の業者に依頼することをおすすめします。なぜなら、雨漏りの原因を特定することはとても難しいからです。様々な原因が重なって雨漏りが発生することもありますので、専門の業者に依頼して確実に直してもらいましょう。
調査能力にたけている
雨漏りの再発を防ぐには、調査能力に長けているかという点が重要です。雨漏り調査がきちんと行われていないと、原因に気付ききれず雨漏りが再発してしまう可能性が高まります。調査無料とうたっている業者でも行うのは目視調査だけで、実際に深くまで調査してくれないこともあります。再発を防ぐためにも、調査をきちんと行ってくれる業者を選びましょう。
アフターフォローがしっかりとしている
どんなに雨漏り修理に長けた業者でも、再発率が0%であることはありません。それくらい雨漏り修理には技術と知識を要します。そのため、アフターフォローがきちんとある業者を選ぶと安心でしょう。
まとめ
以上、雨漏りの再発の原因や再発を防ぐための方法について解説しました。なかには雨漏りが再発してしまった場合、修理を諦めてしまう方もいらっしゃいます。しかし、雨漏りを放置しておくことは建物の劣化につながります。そのため、雨漏りは専門業者に依頼して確実に直す必要があるのです。
けんおうリノベーションでは、雨漏りの調査、修理を専門としております。また、雨漏り箇所の特定を「成果報酬」で行っていますので、お金を払って調査を頼んだものの結局わからなかったなんてことはありません。雨漏りにお悩みの方は、ぜひご相談ください。